立食い鮨 鮨川@笹塚

こんばんは、ボクです。

先日の等々力〜尾山台散歩の翌日

ボクの知人が開業したお寿司屋さん

鮨川に行ってきた。

立食い鮨 鮨川
090-9260-3611
東京都渋谷区笹塚1-62-6 プライムブリス 1F
https://s.tabelog.com/tokyo/A1318/A131808/13274605/

*少し長めのレビューです。*

店主の早川さんは、ボクが飲食店で働いてた頃に

お客さまとして出会った、気がする。(曖昧)

元々サラリーマンだった早川さんは

脱サラし修行を積んで独立。

店舗開業前から、出張鮨職人として

イベントなどで様々な場所で

お寿司を振る舞っていた。

鮨川開業後の今でも日々いろいろな場所で

寿司を握る、現役バリバリの出張鮨職人。

そんな早川さんは、訪問した日も出張のため

店舗にはおらず、店は他の職人・スタッフで営業。

日毎に店頭で誰が寿司を握っているかは

Instagram等のSNSで確認できる。

https://instagram.com/sushikawa_tachigui?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

訪問した日に鮨を握っていたのは中山さん。

実は、中山さんに会いに行ったのだ。

中山さんも、早川さんと同時期からの

知人である。

知人というより、飲食業における大先輩。

魚の捌き方を教えてくれた師匠のような方。

※大袈裟かもしれないが、あながち間違ってない。

しばらくの間、地方に引っ越されていたので

数年ぶりの再会だ。

そんな中山さんに事前に連絡をとり

この日、お店を訪問した。

店内はカウンターのみ10席ほど。

入り口から真っ直ぐ、長方形の店内は

手前3席をのぞいて、奥はお客様で埋まっていた。

厳密には立食いなので椅子のような席はない。

ボクらも並ぶようにして空席の奥から並んだ。

間も無くして、手前の1席にもお客様がきた。

満席だ。

その日は日曜日。

知人のお店ということもあり

繁盛しているのは嬉しい。

笹塚駅から10分と駅近ではない立地だが

先日、世田谷ライフという雑誌にも掲載され

新しく知った人も多いかもしれない。

この投稿、いつになったら鮨をレビューするのだ?

ってくらい前置きが長い、、すみません。

ボクらのオーダーは竹コース。

鮨15貫とお椀がつくコースだ。

お寿司の内容は、メニューに記載の鮨が

右から順に提供されるというシンプルなもの。

この日のメニューはこちら↓

竹コースは右から15種、その上の松コースなら

右から20種といった具合だ。

もちろん、コースでなく単品でオーダーも可能。

竹コースを食べ切ってから松コースに変更も可能。

なお、メニューは

コースに含まれるネタの他に巻物などもあるが

一方で、だし巻き卵や揚げ物のような

一品料理は一切ない。

立食いというラフなスタイルに合わせるように

メニューの構成も非常にシンプル

お店側のオペレーションも簡略化されている。

コレには好感が持てる。

個人的に、メニューが多すぎる店は苦手だ。

飲食店に限らず、選択肢が多すぎて決められない。

更にカウンターのお寿司屋さんのともなると

何を食べていいもか分からないし

時として、職人さんの迫力が怖い。笑

鮨川はスマホからオーダーする現代的なスタイル。

QRコードを読み取ってオーダーするのだ。

無論、鮨川の職人さんは怖くないが

忙しい職人さんに恐る恐る声かける必要はない。

カウンターのみの寿司屋ではあるものの

立食いというスタイルと

メニューやオペレーションのバランスが良い。

ただし、

お寿司以外の1品料理なども楽しみたい方には

物足りないと思うので

その点は、事前に踏まえておきたいですね。

一方で、日本酒などのお酒は豊富ですので

お寿司と共に色々なお酒が楽しめます。

そろそろ食べたお寿司の写真を載せましょう。

竹コースで食べた15貫がこちら↓

縞鯵が売り切れで

本鮪の脳天炙りに変わったが

他はメニュー通り。

正直、本鮪の脳天炙りの方が希少ですし

とっても美味しいので大満足。

全体的に少し小ぶりなお寿司ですが

ネタは新鮮ですし、柑橘や塩の扱いも丁寧で

“へだい”や銀鱈など見慣れないネタもあり

バラエティ豊かなコースで満足度は高い。

赤酢の入った酢飯もとても味わい深く

酸味と甘味のバランスが心地よいです。

握りたての温度で味わえるのが

“回らない”お寿司屋さんの醍醐味。

立食いでもそこは変わりませんね。

ちゃちゃは”いくら”の美味しさに感動して

一粒一粒、箸でつまんで食べていました。

中山さんも苦笑い。

この”いくら”はホントに美味い!!

でもお寿司として食べなくちゃ。。

こんなフランクに食べられるのも

このお店の良さかもしれない。

まだもう少し食べたいと思い、追加オーダー。

この日のお勧め”かごかき鯛”と

貝が好きなボクは煮蛤を。

ちゃちゃが巻物も食べたいというので

とろたく巻きも半分ずつ。

竹コースのお椀も一緒に。

中山さんにお魚まめ知識を聞きながら

お酒をちょびちょび飲みつつ

お寿司を食べる贅沢な時間。

立ちっぱなしの辛さも大してなく

楽しく過ごせました。

ちなみに、この日のお酒は1杯目をビールではじめ

2杯目は米焼酎をいただきました。

日本酒で有名な鳳凰美田の米焼酎 J-SAKEシリーズ

ミズナラ樽で寝かせた2016年製。

樽の色も香りも移り

香りも味も”ほぼウイスキー”。

まさに和スピリッツ。

ウイスキー好きのボクには堪らない。

こんな焼酎があるんですねぇ。

いいお酒に出会えました。

ちゃちゃは山口県産の日本酒を飲んでご満悦。

天美 純米吟醸
(山口県下関市)

好きな色の酒器でなおさら大喜びのちゃちゃ。

鮨川は総合的にいいお店です。

※何様だよ!?って怒られそう。笑

興味のある方は行ってみてください。

ボクらは今度、

店主の早川さんがいる日に訪問しようと思う。

最後におまけ。

ボクたちが行った日は

中山さんのサポートに入っていたスタッフさんが

個人で焼き菓子を製造販売しているということで

試食品としてバスク風チーズケーキを

デザートにいただいた。

まさか、寿司屋でチーズケーキをいただくとは。。

甘さ控えめで美味しい。

会社員として働きつつ、お菓子工房を開業して

ワークショップや販売も行っているらしい。

さらにお寿司屋さんでお手伝いとは

とんでもないパワフルお母さんです。

Instagramのリンク貼っておきます。

https://www.instagram.com/hama.labo/