Series@麻布台 前編

こんばんは、ボクです。

年末年始の大型連休が明けて

やる気20%の状態で仕事乗り越えた週末。

普通の平日になるのが嫌でいやで…。笑

そんなボクも年明けてすぐ37才に。

いよいよ40代も目前だ。

今年も、誕生日祝いにフルコースを食べに

ボクが今注目しているレストランに。🍽️

今回、訪問したのは麻布台にある”Series”。

2020年4月にオープンして、わずか8ヶ月で

ミシュラン一つ星を獲得し

今年に至るまで4年連続で星を獲得している

注目の中華レストラン。

少量多皿のコースを提供しており

ディナーは26品ものメニューを楽しめる。

また、ワイン等とのペアリングにも注力している。

ボクにとっては初の中華レストランだ。✨

初の星付きのレストランでもある。👀

では、さっそくレビューします!

※品数多いので2回に投稿をわけます。

まずは、お品書きから。

1品目

甘海老 キャビア 馬拉糕

紹興酒の香りのする甘海老とキャビアを

カリカリになるまで焼いた馬拉糕の上に。

馬拉糕(まーらーかお)は中国の蒸しパンのようなもの。

本来はふわふわした食感だが

ザクザクカリカリになるまで焼いてある。

食感も楽しめる一品でした。

2品目

皮蛋豆腐

皮蛋(ピータン)を豆乳などと再構築した一品。

あまり食べ慣れない皮蛋だが

恐る恐る食べると、思いの外、食べやすい。

白い豆乳のムースの中に皮蛋の卵黄などと

胡瓜とガリの微塵切りが入っていて

食感はもちろんのこと

爽やかな香りがとても良いアクセント。

3品目

あん肝 椒麻ソース

和食をイメージしてしまうあん肝に

山椒の効いたソースを合わせた一品。

九条ねぎと一緒に食べる。

あん肝が、ちゃんと中華になっていた。

4〜6品目

右手前:寒鰆 藁焼き燻製 木姜油

左手前:つぶ貝 生搾菜 葱姜和え

中央奥:大連産くらげ 柚子風味

寒鰆は藁焼きの香ばしい香りを纏い

ニラとレモンのソースが食欲をそそる。

つぶ貝には、ネギと生姜

くらげには、柚子

どれも食感と香りが違ってとても楽しい。

7品目

A5山形牛サーロイン よだれ牛

よだれ鶏ならぬよだれ牛。

Seriesのスペシャリテ。

サーロインのとろけるような食感と甘い脂に

濃厚なコクと痺れる辛さのタレが絶妙にマッチ。

言うまでもなく旨い!

更に残ったタレを使って8〜9品が続く。

このタレは万能だろうと思う。

無論、水餃子も麺も美味しい。

タレは綺麗に無くなった。

無駄のない構成です。

ちなみに香港麺には溶いた卵黄をかけ

高知県仁淀川産の和山椒をかけている。

和山椒は痺れの強さは程々に

柑橘のようなフルーティーな香りが特徴。

中国の山椒とは違った爽やかさを感じられる。

10品目

山梨県産信玄鶏手羽先 フォアグラ包み焼き

とても綺麗な焼き上がりと形状

関節から丸々膨らんだお肉の部分には

骨が残っておらず、丸齧りして食べれる。

ジューシーなお肉の中にトロッとフォアグラが。

このフォアグラはヴィーガン・フォアグラ。

ヴィーガンの人でも食べれる植物由来の素材で

フォアグラを再現したもの。

全く違和感を感じさせず、濃厚で美味しい。

調べてみると、ナッツや木の子を使用した

レシピが沢山あるようだ。

手間はかかるが作ってみたい気もする。。👀

11〜13品目

手前中央:橄欖菜(かんらんさい) 海老蒸し餃子

左奥:鶏肉 芹 いぶりがっこ

右奥:黒トリュフ 小籠包

プリプリの海老やコクのある肉汁

濃厚なトリュフの香り

3種3色の点心。

14品目

揚げたカダイフ(極細の麺状のもの)と共に

巻かれた北京ダック。

パリパリとしたした食感と

香ばしくコクのある北京ダックとても美味しい。

15品目

ズワイ蟹 蒸水蛋

蒸水蛋とは、中国版の茶碗蒸し。

日本の茶碗蒸しより柔らかい仕上がりで

濃厚なずわい蟹の旨味と香りを楽しめる。

16品目

プチヴェール 馬来醬

プチヴェールはケールと芽キャベツの交配種。

馬来醬(マーライジャン)は干しエビを使ったソース。

プチヴェールはケールのような癖はなく

炒めても心地いい歯応えが残る。

濃厚な海老のソースが絡んで美味しかった。

まだ残り10品ありますが、

この投稿はここまで。

次回、残り10品とペアリングドリンクを

紹介したいと思います。

次回の最後にも書きますが

少量といえど26品も食べると

お腹一杯になるボリュームあるコースでした!